わたしが思う占い

子供の頃、おばあちゃんっ子だったわたしは学校が長期の休みに入ると泊りがけで祖母の家へ行くのが恒例の行事だった。

 

 

祖母の家の近所には同い年くらいの子供が居なかったので、泊りに行く時はお気に入りの本を持ち込み、部屋でのんびり読書をしたり近所を探検して過ごしたものだ。大人になった今でも、その辺はあまり変わらない。気に入った本は何度も繰り返して読む子供で『その日』も持参した本を読んでいた。

 

 

ひととおり読み終えて少し退屈したのだろう。部屋の片隅に積まれていた祖母の女性週刊誌をパラパラめくると占いの特集があった。中世のヨーロッパ風の絵が描かれた大アルカナ22枚とキーワードが書かれており、ケルト十字を用いた占い方が解説されていた。

 

 

不思議な魅力に惹きこまれ、スグに試してみたくなったわたしは、大アルカナが印刷されたページをハサミで切り取り、厚紙にのり付けしてタロットを自作した。

 

 

11歳の子供だったので象徴的解釈など知るはずもなく、ケルト十字の『最終結果』の位置に出た札のみで判断していた。もちろん、判断などと言っても漠然としたイメージで良いか悪いかを捉える程度でしかない。リーディングとは言えないお粗末なものだったけれど、魔術を使っているようで楽しかったのだ。今、記事を書いてて思い出したけれど、心配事があって占ってみたら・・・その結果は『幼稚な○○○○○』だった事がある。質問の内容自体が幼稚だと札に言われ、急に冷静になった事を思い出した。今振り返れば、あの当時からタロットは常に的確なメッセージを発していたのかもしれない。子供だったこともあって、それに気付くまでかなりの年数を必要としたが。

 

 

当時、わたしが思う占いとは未来透視の意味が強くて、予言を与えてくれるモノと認識していた。タロットに関しては予言+呪術的なものまで含まれていると思い込んでいたくらいだ。(←11歳の子供が考える事なので笑って読み流して下さい)新聞・雑誌・インターネットなどの占いは、未来透視的なモノ(相性診断、○○年後のあなた等々を含む)が多いし、世間一般で占いと言えば大多数はこのイメージなのだと思う。わたし自身も、そう思っていた。

 

 

けれど、今は違う。考えが変わったキッカケは前回の記事みたいな事があって、少しずつ今の考えに至ったのだけど。

 

 

占いとは何か?の問いに未来予知と答えるなら、それはそのとおりかもしれない。けれど、それで本当に良いのだろうか?占いによって新たな苦悩や不安が増えても良いのだろうか?そもそも、占おうとした発端はなんだったのだろう?望み(不安の裏側には望みがある。望みがないなら不安もない。)があるから占いたくなるのではないだろうか。不幸しか存在しない未来だとしたら、そこにどんな生きる意味があるだろう。占いとは未来を決め付ける残酷なものだろうか?そんな疑問がフツフツと湧いたことでネガティブなメッセージの裏側に意識が向くようになった。すると、そこには望みを叶える為の助言や忠告しかない事に気付いたのだ。そして、この気付きこそが今のわたしのリーディングの基礎ともなったし、占いに対するイメージさえも変えてしまった。

 

 

占い(タロットに限定した個人的な感想)は、啓発のようなものに思える。質問者が気付けていない部分を伝え、自らのチカラで問題を克服できるよう、高い意識へと向かわせてくれる。それはまるで尊敬する人物に相談するかのようだ。意思を持たないハズの道具が何故、的確なメッセージを伝えられるのか不思議だけれど、わたしは的を得たメッセージを示すタロットを信頼している。

 

 

 

 

占いとは何か?そんな事を想いながら札を並べてみた。

 

 

 

ネガティブな状況に陥ると冷静な判断や思考を失いがちになる事もあります。不安が不安を呼び、悪いことばかり考えてしまうような感じです。実際に何かを失い、失意のどん底に落ちることもあるでしょう。悲しい事、辛い事は生きていれば何度となく遭遇するものです。でも、過去を振り返ってみて下さい。今までそうした出来事の後どうなったでしょう。失ったものは二度と元には戻らなかったかもしれませんが、別の何かを手に入れたのではないでしょうか。失ったものと同等か、それ以上のものを。それが出来たのは他のものを失っても、『望み』をなくしてはいなかったからです。可能性に目を向けて再び歩き始めたから手にすることが出来たのです。かたく閉じたまぶたを開いて自己の中にある光の存在に気付きましょう。

 

 

占いとは、光を見失ってしまった時に再び光を見出し、それを手にする方向を示すもののようだ。

 

 

 

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